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​立体文様

伝統文様の可能性を拡張するための研究

 大学の卒業制作で伝統文様の新しいあり方を提案しました。日本の伝統文様は今でも普段の生活の中で目にすることができます。しかしそれらは見慣れた存在になってしまっているが故に、文様がもつ本来の魅力や意味に関心が向けられることはほとんどありません。そこで私は文様を立体にして新しい見せ方をすることで、伝統文様の魅力を再認識してもらえるのではないかと考えました。

 伝統文様は限られた技術の中で汎用性を求めて、自然と幾何学的なデザインや単純なデザインの伝統文様が多く作られてきました。そういった抽象化されたデザインゆえに、平面から立体に起こす過程で複数の可能性が生まれ、同じ文様を元にした立体文様でも多様なパターンが考えられます。

 私はその点に着目し今回の研究で一つの伝統文様に対して二つの立体文様を制作しました。また石膏、透明樹脂、瓦、和紙といったようにそれぞれの文様が持つ意味と関連性のある素材を使用して立体文様を作ることでただ美しい立体を作るのではなく伝統文様がもつ意味を反映した文様を制作しました。

 これはより多くの人に伝統文様に対して関心を抱いてもらい、改めてその美しい造形や意味に興味をもってもらうためのデザインです。

 

毘沙門亀甲文様

 

麻の葉文様

 

 

七宝文様

 

 

 

青海波文様

 

 

 

 

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